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当科で行っている予防接種
新型コロナウイルス ワクチン
現在、接種が承認されているワクチンは以下の3種類があります。
・ファイザー社:コミナティ筋注
・アストラゼネカ社:バキスゼブリア筋注
・武田・モデルナ社:COVID-19ワクチンモデルナ筋注
当院では2021年5月25日現在、ファイザーのワクチン、コミナティのみの接種を7月初旬より予定していますので、このワクチンを中心に説明していきます。
① ファイザーワクチン(コミナティ)の接種について。
このコーナーではファイザーワクチンの解説をしていきます。このファイザーワクチンはmRNAワクチンという今までにない全く新しいタイプのワクチンです。このmRNAワクチンについては難しいので、最後に解説します。興味のある方は読んでみてください。では、まず、このワクチンが通常のワクチンと違いどんな位置付けのワクチンか下の黒板でお示しします。
次にファイザーワクチンの摂取回数と接種間隔です。
このファイザーのワクチンの接種方法は皮下組織に注射するインフルエンザワクチンと異なり筋肉注射です。皮膚組織は下の絵のように上から皮膚、皮下組織、筋肉と三層構造になっています。皮下組織よりも筋肉内に免疫細胞が多いとされ、筋肉内に接種するほうが有効とされています。当院ではこのコミナティと同じファイザー社の肺炎球菌ワクチン(プレベナー)を65歳以上の方を中心に接種していますが、このワクチンも筋肉注射です。
ファイザーの肺炎球菌ワクチン(プレベナー)と同じ筋肉注射です!
なお、このワクチンで十分に免疫ができるのは、2回めの接種を受けてから7日程度とされています。また、前後に他の予防接種を行う場合には 、13 日以上の間隔を空けてください。
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